【ブラック・ミラー】クノロジーが我々に与えてくれるのは選択肢であって幸福ではない

ドラマ

作品名:ブラック・ミラー[シーズン1] 評価:★★★☆☆

 

1話完結型のストーリーだが

一貫してテクノロジーによって

人はどのように変わっていくのか

その可能性を描いている

 

1.『国家』

これを観て最初に思い出したのはゴダイヴァ夫人

ストーリーに幾つかの類似点が見られる

 

2.『1500万メリット』

これはあまり面白くなかった

 

3.『人生の軌跡のすべて』

俺はこれが一番好きというか

考えさせられた

テクノロジーの進歩によって

昔ならばわからないで済ませられていた事が

わかるようになってしまった

それは人の幸福という尺度で見れば

プラスなのかマイナスなのか

 

この世の中には知らない方が幸福な事もあると思うが

人の好奇心というか猜疑心というか

知りたいと求める心を適切に抑制出来なければ

知らない方が良かった事も知ってしまう

 

例えばパートナーが隠している過去の過ちとか

世界が滅びる可能性が毎日有意なくらいに存在するとか

知ってしまえば不幸になる事実は

そのあたりに沢山転がっている

 

テクノロジーの力で

知りたい事を昔よりも沢山知る事が出来るようになった

我々人間は

1度認識してしまった事実を無視する事が出来ない

 

人工知能が実用化され始めた昨今

知る必要の無い情報から人を遠ざける事は

テクノロジーが次に担うべき大きな役割ではないだろうか

 

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