【鎌倉プリンスホテル】は外観こそ老人ホームにしか見えないが、部屋からの眺めは素晴らしいホテルだった

国内旅行

施設名:鎌倉プリンスホテル
評価:★★★☆☆

 

『サザンビーチカフェ』に行った後、当初は『ヒルトン小田原』に泊まる予定だったのだが、諸事情により急遽別の宿を探す必要が出てアメリカン・エキスプレスカードのサポートデスクに電話した

アメックスのデスクには「なるべく安く」「この辺(鎌倉)で」「すぐにチェックインできる」という条件を伝え、数分待った後に紹介されたのがこのホテルだった

朝食付きで2人で1泊3万円という値段が高いのか安いのかという議論は置いておいて、とりあえず一刻も早くベッドでグッタリしたいという欲求を優先して手配してもらった

 

サザンビーチカフェからホテルまで距離的には10キロちょっとなのだが、途中の道は渋滞しており結局1時間近くかかって到着

養護老人ホームにしか見えない外観のホテル前には、少し古いモデルのBMWが停まっており、俺と同年代と思しきカップルが写真を撮りまくっていた。BMがそこまで珍しいのか?

中に入るとエントランスホールの中心に構える巨大なヘンテコオブジェが目に入る。その奥には女性用水着などが飾られたショップが見えるが、オフシーズンだからなのか、客は全く入っていなかった

チェックインカウンターのスタッフは余計な説明が多く、チェックインに10分以上かかった。駐車券を出している客に、駅までの最短経路まで事細かに説明する必要があるのだろうか?

部屋は1階でエレベーターからは少し歩くが、急遽予約したのだから仕方がないだろう。受け取ったディンプルキーで部屋のドアを開けて中に入ると、窓の外には海が一面に広がり、景色はなかなかのもの。設備はシングルベットが2つにユニットバス。お世辞にも豪華とは言えなかったが、小さなテラスが付いており、外に出ると潮風を浴びながら景色を楽しむ事が出来る

また、このホテルにはプールがあるはずなのだが、4月現在ではまだオープンしていないようだった

翌朝の朝食は和食中心のビュッフェ形式で、品数は少ないがそこは腐っても日本企業、味はハイアットやヒルトンなどの外資系ホテルよりもはるかに良かった

 

俺はこの設備とサービスで朝食付きとは言え、1泊3万は間違いなく高いと感じた

当日予約のために、価格が少し高めの設定なのかと思いエクスペディアで調べてみたが、翌週の同じ曜日でも朝食無しで2万1千円なので事前予約でも1割ほど安いだけだ

実は以前にも成り行きでホテルニューオオタニに泊まった時に、同じような印象を持った事がある。日系のホテルは天井が低く、ベットやトイレなどの設備が日本人向けに作られているので、体の大きな俺は窮屈に感じてしまう
スタッフのサービスにしても同様だ。親切でやっているのはわかるのだが、過剰に感じてしまう事の方が多い。必要最低限のサービスをシンプルに提供して欲しいものだ

ホテル自体の質は決して悪くはない。俺がこのホテルに合っていなかっただけだ

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