【The Gift】あぶない奴にも三分の理と思いきや、九分くらいの理はあった

映画

作品名:The Gift
評価:★★★★☆

 

毎回TSUTAYAに行って悩む事は皆同じだと思う。どれが面白いのかさっぱりわからない事だ。パッケージはどれも面白そうに見えるし、1棚専有してるような新作でも駄作は沢山ある

他の人がどうやってその中から面白い作品を探しているのか興味があるが、俺の場合はレンタル率が高い作品を面白い確率が高い作品と思って借りている。簡単に言うと、沢山借りられていれば面白い確率が高いと判断している

この作品は棚に並べられた8枚中7枚が貸出中だったので即借りした

 

パッケージや予告編を観るとジム・キャリーの『ケーブルガイ』的な、隣人があぶない奴系映画かなという感じを受ける

この作品でのあぶない奴は『ゴード』という名前で、初っ端からあぶない奴オーラをバンバン放っている。しかし、このゴードはケーブルガイみたいにテンション高くてわかりやすい感じのあぶない奴ではない。ゴードは最後まで一貫して物静かで礼儀正しく、一見まともで良い奴に見える。それがまたなんとも言えない不気味さを醸し出している

ゴードを演じる役者には不気味なパワーがあるなと思い調べてみると、実はこのゴードを演じる『ジョエル・エドガートン』はこの作品の脚本家と監督も努めていた。有名俳優が出演と監督を兼ねるのはよくある事だが、無名で脚本、監督、出演までしてヒットさせるのは凄い

 

最近ではスリラー映画でも義務だと言わんばかりに人を殺すが、この映画では誰も死なない。人が死ぬ映画が悪いとは言わないのだが、殺すのならば十分な必要性が認められる時だけにして欲しい

この作品は、俺と嫁が揃って「面白かったね」と珍しく意見が合った作品なので、大抵の人は楽しめるのではないかと思う

 

映画『ザ・ギフト』予告編

コメント

タイトルとURLをコピーしました