作品名:ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
評価:★★★☆☆
俺は動物があまり好きではない。だが生まれたときから嫌いというわけではなかったと思う。幼少期のお気に入り映画の中にはカエルやブタのマペットが主役の『マペットの夢みるハリウッド』があったし、上野動物園に行くのも好きだった。どの時点で、俺が動物が好きではなくなったのかは定かではないが、成人した頃には既に動物と距離をおいていた気がする
だからこの映画もタイトルからしてまったく興味が無かった。だが幸か不幸か、うちの嫁が動物好きなのだ
この映画は『ハリー・ポッター』シリーズと世界を共有しており、ハリー・ポッターより70年ほど前のアメリカが舞台になっている。だからハリーもみんな大好きハーマイオニーも登場しない。とっつきにくい魔法動物オタクが主役だ
俺はファンという程ではないが、ハリー・ポッターシリーズはいちおう全作観ている。面白い作品なのだが、登場人物が全員西洋風の似通った名前を持っていて覚えられず、1度観ただけではストーリーが飲み込めない。その辺りの問題は本作にも踏襲されていて、気軽に見ているとあっという間に誰が誰だかわからなくなる
そんな俺の事情などお構いなしにストーリーはどんどん進み、強そうな何かを倒して既にお開きモード。しかし「なんだもう終わりか」と思っていたところでジョニー・デップらき人物が登場。俺はジョニデ好きなので、観終わってから調べてみると確かにあれはジョニー・デップらしい。彼が演じるのはゲラート・グリンデルバルドという、ハリー・ポッターの世界では名前を言えないあのお方に続く強さの悪者魔法使いとのこと
この作品は5部作であることが発表されているので、今後更にハリー・ポッターシリーズのキャラや舞台が登場してくるのは想像に難くない。個人的にはこの時代、既にホグワーツの教授になっているはずであるダンブルドアの登場に期待している
映画として傑作とは言い難いが、次回作以降には期待が持てるシリーズではあると感じた
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