作品名:怒り
評価:★★☆☆☆
自分で言うのもなんなんだが、俺は渡辺謙に似てると思う。おでこから上だけだけど。おでこから下も似せていこうと努力はしているのだが、現実はなかなか厳しい
この映画を観始めて一番衝撃的だったのは宮崎あおいが年をとっていたと言うところかもしれない。演出として意図的にそう見せているのかもしれないが、『少年メリケンサック』の彼女は永遠に失われてしまった模様
作品の内容だが、ちょっとごちゃごちゃし過ぎだ。3人の犯人候補の物語を並行で展開しつつ犯人を絞って行く過程をみせたいって意図はわかるのだが、それぞれの物語が入れ替わる度に物語の舞台がどこなのかわからなくなる。それぞれ沖縄と千葉と東京が舞台らしいのだが、千葉が舞台になっている部分があるなんて最後までわからなかった
当然最後に犯人が判明するのだが、なんというか人を殺すほどの怒りの根本にあるものが全く伝わってこない。明確な理由も無く人を殺すほどの怒りがあると言いたいのならばそれも良いが、それにしてもその部分は重要だと思うのでもう少し掘り下げて欲しかった
最近の流行なのか?『悪人』とか『渇き』とか『桐島、部活やめるってよ』とか
これは人に勧められるような作品では無かった。宮崎あおいファンには最も勧められない。でも、暇で暇でどうしようもない状態であれば観ても良いのかもしれない
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